
健康を気にして、日常的にヨーグルトを食べている方も多いのではないでしょうか。
なんとなく、健康に良いイメージがあるヨーグルトですが、市販のヨーグルトでも効果があるのか気になるところです。
こちらについて、少し調べてみましたので情報を共有しておきます。
市販ヨーグルトは効果なし?
結論からいうと、市販のヨーグルトに効果があるのかは不明です。
というのも、ヨーグルトの種類には、生きたまま腸まで届くものから、菌の数や種類も違うことから、メーカーによってもばらつきがあります。
食品として売られているものは、効果が実証されてなくても害が無ければ販売できるので、消費者側で効果があるものを選ぶのはかなり難しいのが現状です。
ただし、ヨーグルトの摂取量が多い人は、糖尿病のリスクが低いといった研究結果があるので、一定の効果はあると思われます。
効果がありそうなヨーグルト
健康に効果がありそうなヨーグルトは、菌の種類が豊富で、余分なものが入っていないものということになりますが、正直なところスーパーで売られているようなヨーグルトに以下の条件を満たしているものは少ないように感じます。
- 菌の数が豊富であること
- 砂糖が入っていないプレーンタイプであること
腸内環境を良くする方法
プロバイオティクス
ヨーグルトなどの人体に良い影響を与える細菌が入っている製品や食品のことをプロバイオティクスと呼びます。
ヨーグルトもプロバイオティクスの一つということになります。
プロバイオティクス自体は、菌の種類によって様々な効果が期待できるので、製品選びさえ間違えなければ効果はあると考えられています。
プロバイオティクス製品
プレバイオティクス
腸内細菌のエサとなるような製品や食品のことをプレバイオティクスと呼びます。
プレバイオティクスにも、様々な効果があることが分かっており、デイビッド・パールマターらが語るには、「炎症性腸疾患における炎症を軽減して、大腸がんを防ぐ」、「炎症を抑えることで、心血管疾患のリスク因子を低下させる」などの効果もあるとのこと。
積極的にとるようにしておきたいところですね。

株主優待でもらった「カイテキオリゴ」なんかは結構よかったです。
プレバイオティクスを多く含む食べ物
- フラクトオリゴ糖
- イモ類
- 玉ねぎ
まとめ
市販のヨーグルトで効果があるものを選ぶのは、難しいということが分かりました。
元も子もないことを言うと、腸内環境を良くしたいなら、「ビオフェルミン」や「ビオスリーHi錠」などの医薬部外品などを使う方が確実かもしれません。
医薬部外品であれば、食品の何倍ものお金と時間をかけて、効果のある用法・用量を検証しているため、確実な効果が期待できます。
プロバイオティクスのあとは、プレバイオティクスも忘れないようにしましょう。
2つのアプローチをすることで、腸内環境は効果的に改善できると思います。
●参考文献
デイビッド・パールマター (著), クリスティン・ロバーグ (著)、 白澤 卓二(訳)、(2016年)『「腸の力」であなたは変わる―――一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法』三笠書房 .
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