本を読んだ方が良いって聞くけど、本当に効果があるのか気になる方もいるかと思います。
私も、1年位前まで本を読まないタイプだったので、本を読んだところで全然変わらないだろうという考えを持っていました。
ただ、本を読み始めてみると沢山のメリットを感じることができましたので、いくつかご紹介します。
読書のメリット
①頭が良くなる
読書は頭を良くする可能性があります。
子供を対象とした研究ですが、「読書が言語能力に関する脳の神経回路を発達・成長させる」ということが分かっているそうです。また、全く読書しないグループに比べて読書しているグループの方が成績が高い傾向にあったとのこと。
やはり、読書量と頭の良さは関係があるようですね。
②収入が増える
読書をすることで収入が増える可能性があるそうです。
パドヴァ大学の研究によると、「子供のころに沢山本のある家で育ったグループは、高等教育1年あたりの平均増加幅である9%に対して、平均増加幅が21%もあった」とのこと。2倍以上の差というのは、大きな違いですね。
また、統計的にも高収入な人ほど、読書量が多い傾向があることも分かっています。
③ストレスが減る
本を読むことで気分転換することができ、ストレスを軽減することが出来ます。
サセックス大学の研究によると、「読書はストレスレベルを68%減らす」のだとか。
また、ストレスがかかる場合は悩みがあることが多いので、その悩みについて書かれている本を読むと、解決の糸口をつかめるかもしれません。
④生活を変えることができる
読書で得た知識は、実生活に生かすことが出来ます。
体に良い食事が紹介されている本を読めば、食習慣を見直すきっかけになりますし、掃除をすることのメリットが書かれているような本を読めば、掃除をするやる気につながります。
お金に関する本を読めば、効果的な節約方法や収入を得るための方法が分かるかもしれません。
長期にわたって実生活に活かせるので、生活がより豊かになります。
⑤会話の幅が広くなる
本を読んで少しずつ知識が増えることで、色んな分野の話ができるようになります。
違う職業や違う年代の人との話題にもついていけるようにるので、会話に困ることが少なくなります。
最近では、「知っている分野が広いね」と周りから言われたりすることも増えたので、この辺りはすぐ効果を実感できるところだと思います。
まとめ
本を読むことには沢山メリットがあり、より良い生活につなげられるヒントになると思います。
これだけ沢山のメリットがあるなら、本を読まないわけにはいかないですねー。
本を読む人は幸福度が高い傾向にあるという話もあったりします。
読書する習慣が無い人は、電車でスマホをいじっていた時間を読書にあてるとか、簡単なところから始めてみると良いのではないでしょうか。
ちなみに、読書を習慣化する方法については、過去の記事で紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてください。

●参考文献

- 作者: 松?泰;榊浩平
- 出版社/メーカー: 青春出版社
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Boys who live with books ‘earn more as adults’ | Education | The Guardian
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