
幸せな日々を送っているという人は、どれぐらいいらっしゃるでしょうか。
このブログでは幸せに関連しそうな情報を書いたりしているわけですが、普段の生活が良くなれば幸せになるんじゃないかという前提で色々な情報を調べたりしています。
ところが、成功するしている人が幸せになるというのではなく、幸せな人が成功しているんじゃないの?という面白い情報がありましたので、ご紹介しておきます。
毎日幸せだよーという方には、朗報ですね。

「成功⇒幸せ」ではなく「幸せ⇒成功」という可能性があるよ!
幸せであることの優位性
ポジティブ心理学の第一人者であるショーン・エイカーによると、幸福には優位性があり、幸せになることで成功をおさめている可能性があるとのこと。
詳しく説明をすると、メタ分析という研究を統合して結論を導き出すという信頼性の高い分析方法において、様々な幸福研究を分析した結果、
- 「仕事」
- 「結婚生活」
- 「健康」
- 「友人関係」
- 「地位社会とのつながり」
- 「創造性」
など、ほとんどの分野で幸福度が成功を導くということが実証されているそうです。
ここで疑問に思うのが、成功しているから幸せになっているんじゃないの?
というところですが、幸福度の高さを測った後に、その後を追跡するという方法をとった研究でも、幸福度の高い人ほど仕事の業績が高く給料も高かったようです。
また、別の寿命に関する研究では、日記に普通またはネガティブな内容を書いていた人よりも、日記に楽しそうな内容を書いていた人は、10年近く長生きしたそうです。
これらの研究から考えると、幸福度が高い人は色々なことに挑戦しやすかったり、精神的にも強く健康なため、成功につながっているという可能性があります。
幸福に優位性があるというのは、本当なのかもしれませんね。
成功したければ、日々を幸せに生きるという目標を立てても良さそうです。
幸せになるには?
幸福な状態だと、仕事やプライベートでも成功しやすいということは分かりましたが、なにをすれば幸せになれるのでしょうか。
幸せになるためには、以下のようなことを日常から意識しておくことが大切なようです。
- 目標をもって生きること
- 感謝の気持ちを忘れないこと
- 楽観的な考えを持つこと
- 人と比べないこと
スピリチュアルな感じがして怪しく見えますが、この辺りは様々な実験で幸福度が上がりそうとの結果が出ています。
詳細については、以前の記事が参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ
今までは、「成功→幸せ」という前提の考え方をしておりましたが、「幸せ→成功」というような関係も成り立つことが、研究により分かっているようです。
どちらにせよ、幸せになることを目指すということには変わりありませんね。
私はある程度幸せに過ごしているつもりなので、なかなか嬉しい情報だと感じました。
本当に幸せなら幸福について調べたりしないんじゃないかとツッコミがありそうですが…
ともあれ、幸せになることで仕事もプライベートも充実するようになるなら、このブログの方針もあながち間違ってはなさそうですね。
今後も幸せに関連しそうな情報を見つけたら、共有していきたいと思います。
●参考文献
ショーン・エイカー、高橋由紀子(2011)『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』徳間書店
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