
さて、みなさんはご結婚をされているでしょうか。
結婚している人の幸福度が高いということは、みなさんのご想像の通りです。
それじゃあ、「結婚していないと幸せになれないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
こちらについては、結婚をしなくもそこまで影響はないという情報がありましたので、ご紹介しておきます。
結婚している人は本当に幸せ?
心理学者のソニア・リュボミアスキーによると、1761人の独身者を対象として、結婚した後も含めた15年以上にわたって、結婚生活を追う研究が行われたようです。
その結果から、「新婚の人々が結婚によって幸福感の急上昇を体験するのは、平均して2年ほどの間」ということが分かっているとのこと。
約2年ほどで独身状態と同じぐらいの幸福度へ戻ってしまうようです。
ということは、個人差はあるとしてもだいたい結婚して2年以上の夫婦であれば、独身の人とそう大きく幸福度は変わらないということですね。独身の人には朗報です。
独身でも幸せになれる!
結婚をしていても、幸福度は元の水準に戻っていくので、独身だから不幸せだということはありません。
最近の研究では、どんなことをすると幸福度が上がるのか分かってきてまして、「目標がある」、「感謝をする」、「楽観的」、「人と比べない」という特徴のある人ほど幸福度が高いです。
詳しくは、以前の記事で紹介しています。

独身という時間がとりやすいことをいかして、
- 習い事などで目標に向かって成長していることを感じる
- 周りをきにせず、好きなことに多くの時間を使う
- 地域活動に参加して人とのつながりを持つ
などをすると、幸福度を高めることが出来るかも知れません。
他にも、ペットを飼うと幸せになれるらしく、「エンドルフィンやオキシトシンなどの幸せホルモンの分泌が促進される」といった情報もあったので、ペットを飼ってみるというのも選択肢としては良さそうですね。
「結婚が無理そうならペットを飼えば良い」
ここは重要なところなので、覚えておきましょう!(自分にも言い聞かせてます)
まとめ
独身でも普通に幸せになれるようなので、「なにがなんでも結婚しなきゃ!」と感じる必要はなさそうですね。
よくよく考えると、独身でも十分幸せを感じている気がするので、当然の結果なのかもしれません。
実際、結婚や収入などの環境よりも、自分の考え方や行動が大事だったりするようなので、結婚の有無にこだわらず自分のやりたいようにやるのが一番だと思います。
とはいっても、一人で生きれるのか心配になるのが人間という生き物です。
備えあればうれいなしということで、ペットの飼い方だけ調べておこうかな。
●参考文献
ソニア・リュボミアスキー,渡辺誠,金井真弓(2014)『人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法』日本実業出版社
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