
みなさんは、普段から十分な睡眠をとっていますか?
良くないことは分かりつつも、ついつい夜更かししてしまう人は多いと思います。
そこで気になってくるのが、目の下に出来るくまのことではないでしょうか。
くまにはいくつかの種類があり、それぞれに合わせたケアが必要になります。
目の下のクマをとる方法
種類別にクマをケア
皮膚科専門医の小川徹によると、くまには大きくわけて、青くま、茶くま、黒くまの3つのタイプがあり、それぞれ異なった原因でくまが出来ているとのこと。
そのため、タイプ別にケアをしてあげることが大切なようです。
①青くま
血流が悪くなることにより青くなってしまった状態です。
疲れや睡眠不足といった要因により悪化するのが特徴となります。
血流を良くするための対策として、
- 瞬きを多めにする
- マッサージをする
- 保湿をする
といったことで改善するようですので、普段からまばたきをするように意識するなど血流を良くする方法を試すと良さそうです。
②茶くま
洗顔などで目をこすり過ぎることによる、メラニン色素の沈着により茶色くなってしまった状態です。
青くまのようにマッサージをしてしまうと、悪化してしまう可能性があるので、なにもしないということ大切になります。
紫外線によるダメージの可能性もあるため、紫外線対策もしておきましょう。
③黒くま
くまが加齢などにより、黒くなってしまった状態です。
たるみなどにより影ができてしまい、より黒く見えてしまうとのこと。
こちらも、青くまと同じく保湿をすることが効果的です。
化粧品でくまをケア
資生堂 リサーチセンターの研究によると、くまになるのは血流の停滞、メラトニン色素の沈着が大きな原因となっているようです。
さらに、有効な対策方法についても研究をしてくれておりまして、
- 「血行促進剤」
- 「美白剤」
- 「保湿剤」
を使用した商品を3週間継続して使ったところ、くまの改善がみられたとのこと。
ある程度は化粧品なんかでも対応が出来そうという情報は嬉しいところですね。
(リサーチ元が化粧品会社なのが気になるところではありますが…)

アイキララ など、くま対策の専用製品を使ってみるのも良いかも知れません。
まとめ
目の下にクマができてしまう原因としては、
- 血流の悪化
- メラニン色素の沈着
- 加齢によるたるみ
などが大きな原因となっていることが分かりました。
基本対策としては、
- まばたきを増やす
- マッサージをする
- 保湿をする
などは効果が期待できるようですね。
それでも、良くならない場合は、化粧品などを使用して対策をしてみるという方法を試してみても良いと思います。
ぜひ、参考にしてケアをしてみてはいかがでしょうか。
●参考文献
小川徹 (2019)『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた 見た目が10歳若くなる本』 東洋経済新報社
株式会社資生堂リサーチセンター(2004)『 目の周りのくまに対する皮膚科学的検討とその対処法について』
コメント