みなさんは、普段から健康的な生活をしているでしょうか。
私のように意志が弱い人間ですと、ついつい食べ過ぎてしまったり、運動をしなかったりという日々を続けてしまっています。
そういう生活をしていると気になってくるのが、糖尿病などの生活習慣病と呼ばれるものです。
こちらについては、「糖尿病は食べ物で予防できるかも!」という嬉しい情報があったので、ご紹介しておきます。
糖尿病を防ぐ食べ物
果物は糖尿病リスクを下げる
糖尿病を防ぐ可能性のある食べ物とは、ズバリ果物のことです!
アメリカの約19万人を対象とした観察研究では、「 ブルーベリー、グレープ、およびリンゴなどの特定の果物については、摂取量が増加すると2型糖尿病発症リスクが低下した」との結果が出ています。
甘い果物だと、糖尿病になりそうと思っていた人も多かったかもしれませんが、ポリフェノールと食物繊維が良い作用をもたらしているのかもしれませんね。
あくまでも、一部の果物に効果があるということには注意してください。
果物をとるときの注意点
果物ジュースは糖尿病リスクを上げる
先ほどは、果物をとると糖尿病を予防できそうということを書いていましたが、そこには注意すべき点があります。
それは、ジュースなどにせず、加工されていない状態で食べるということです。
ジュースにすると予防をするどころか、リスクを上げてしまうという恐ろしい研究結果もありまして、「果物ジュースの摂取量が増加すると2型糖尿病発症リスクが上昇した」という結論が出ています。
おそらく、加工する過程で食物繊維などの良いものが取り除かれて、吸収されやすい状態で果糖のみを摂取する形になるからだと思われます。
100%であっても糖尿病リスクが高くなるようなので、健康に良いと思って果物ジュースを常飲している方は、少し気を付けた方が良いかも知れません。
まとめ
糖尿病は果物を食べることによって、予防できる可能性があることを紹介しました。
糖尿病を予防したい方は、特に効果の期待できる、
- ブルーベリー
- グレープ
- リンゴ
を積極的にとると良いでしょう 。
美味しい果物で予防できる可能性があるのは、嬉しいところですね。
注意点としては、果物をジュースにしてしまうと、糖尿病を防ぐどころかリスクを上げてしまうことが分かっています。
果物ジュースは飲みすぎてしまわないよう、気を付けてください。
糖尿病について気になっている方の参考になればと思います。
●参考文献
糖尿病トライアルデータベース 「果物の摂取が2型糖尿病発症に与える影響について検討した。」
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