
幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンというものをご存知でしょうか。
オキシトシンは別名で幸せ物質とも呼ばれており、人とのつながりを感じた時に体内で生成されることが分かっています。
こちらのオキシトシンを出すようにすることで、幸せを感じるだけではなく、健康にもなれるかも!という情報がありましたので、ご紹介しておきます。
幸せホルモン(オキシトシン)の効果
オキシトシンの代表的な効果としては、
- 人を信用しやすくなる
- 恐怖や不安を抑える
- 相手の感情を読み取りやすくなる
- 食べ物の消化が良くなる
- 炎症を抑える
といったように、不安感を消すだけではなく健康を保つにも効果があるようです。
オキシトシンを増やすことが幸せにも健康にもつながるとのことなので、積極に増やしていきたいところですね。
オキシトシンを作る方法
有機学博士のデイビッド・ハミルトンによると、以下の方法がオキシトシンを作るために有効とのこと。
①親切をする
②感動する
③感情を表に出す
④マッサージを受ける
⑤愛する人と精神的に支え合う、スキンシップをとる
⑥ハグをする
⑦ペットをなでる
①親切をする
親切といっても難しいことはする必要はなく、人を褒める、感謝を伝える、仕事を手伝うなど、日常ですぐに出来ることをするだけでOKです。
親切なことをすると自分の気分も良くなりますので、周りには親切にするよう心がけましょう。
②感動する
感動するというのは難しそうな感じがしますが、映画を見る、自然を感じる、美術感に行くなど、自分の中で感動を感じることが出来れば問題ありません。
感動につながりそうな場所に足を運ぶと良いでしょう。
③感情を表に出す
感情を抑制していると、オキシトシンが出にくくなるようです。
普段から感情を抑えていると感じている人は、家にいるときは感情を出すようにするなど、少しづつ感情を表に出すよう心がけましょう。
楽しい動画を見て感情を出してみるのも一つの手です。
④マッサージを受ける
マッサージを受けるだけで、疲れもとれてオキシトシンも増やせる可能性があるようです。
パートナーにマッサージをしてあげると、幸福度が上がるなんて研究もありますので、マッサージを交互にやるようにするというのも良いかもしれません。
⑤愛する人と精神的に支え合う、スキンシップをとる
パートナーとスキンシップをとるようにすると良いようです。
スキンシップを多くとったり、相手を肯定するような会話をしたりすると効果が見込めそうですね。
関係が悪化してしまうと逆に健康を害するとう研究もあるので、パートナーを尊重して良い関係を続けていきましょう。
⑥ハグをする
パートナーとスキンシップと似ていますが、ハグをすることで人とのつながりを感じることができるため、こちらも効果があるようです。
日本ではハグの文化があまりないので、抵抗のある人もいるかもしれません。
抵抗のある人は他の方法に重点を置いても良いかと思います。
⑦ペットをなでる
ペットをなでることでも、オキシトシンは生成されます。
ペットを飼っている人ほど、幸せで精神的にも安定しているという傾向もあるため、ペットを飼うということには大きなメリットがあります。
賃貸物件でペットを飼えない場合は、観葉植物など自分が世話をするものでも多少の効果は見込めるようなので、そちらを試してみてもよいでしょう。
まとめ
幸せホルモンであるオキシトシンには、幸せを感じるだけでなく体を健康に保ってくれることをご紹介しました。
オキシトシンを作る方法としては、人に親切にする、ハグをする、ペットをなでる、ということが有効なことから、つながりを感じたり、愛情を注いだりすることでオキシトシンは増やすことが出来るようです。
幸せも健康も手に入れたい人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
●参考文献
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