投資にあてる予算と資産配分の決め方【初心者向け】

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資産運用を始めるにあたって重要となるのが、投資にあてる予算と資産配分です。

各個人でとれるリスクに大きなばらつきがあるので、自分がとれるリスクを考えて決定していくことが必要になります。

  • 投資にあてる予算はどうやって決めたらいいの?
  • 資産配分はどうするのがオススメ?

と疑問がある方向けに、簡易的な決め方をご紹介します。

投資にあてる予算の決め方

①生活に支障の出ない金額

まずは、生活に支障の出ない金額とするのが絶対の条件になります。

投資というのは不確実なものなので、継続して毎年プラスになるわけではありません。
マイナスになったりプラスになったりを繰り返しながら、利益が積み重ねられていくものです。

基本的に投資は長期的に取り組むものなので、投資で生活費を捻出しようとしたりするのはご法度です。必ず余剰資金を使うようにしましょう。

②人的資本

あなたが、健康でこの先も働いてお金を稼ぐことが出来るのなら、それは人的資産がある状態といえます。

例えば、20代の健康で働くことに問題が無い人なら、サラリーマンの生涯年収と言われている3億円の半分程度の価値は持っているということになります。
極論をいうと毎月の収入だけで生活をまかなえるのなら、貯金が0円でも生活することが出来ます。

これからお金を稼げる見込みがあるのだから、貯金ではなく投資というリスクもとれるというわけですね。

独身の会社員で月々の収支がマイナスになっていない方であれば、月収の3ヵ月~6ヵ月分を現金として持っておけば、他のお金を余剰資金として使えるかと思います。

③許容リスク

株などのリスク資産を買った資産運用をするとなると、価格が大きく変動する資産を持つということになります。

ちなみに、リーマンショックでは何と5割近く下がって元の水準になるまで、5年ほどかかりました。(逆に言えば半分になっても5年で回復しているともいえますが)

リーマンショック級の下落が起きることはそうそうないのですが、5年に一度の確率ぐらいで2~3割程度の変動を覚悟する必要があります。(日経平均などの指数に連動する投資信託の場合)

価値が下がっても放置しておけば良いのですが、含み損を抱え続けるというのは心理的につらいものです。自分が耐えられそうな金額を目安とするとよいでしょう。

【例】

・なんとか50万円程度の変動なら耐えられそう
→3倍の150万円を株式投資にあてる

・余剰資金なので一時的になら200万円位変動しても問題ない
→3倍の600万円を株式投資にあてる

資産配分を決める

海外株式の組み入れ

①分散効果

資産配分をするときにオススメなのが、海外株式を含めるということです。

為替リスクを嫌がって海外株式を含めない人もいますが、個人的には日本円の資産しかもっていないことの方がリスクがあると考えています。

日本という国が衰退に向かっていくとしても、世界には成長中の国がいくつもあるため、世界全体としては今後も成長を続けていくと思います。
わざわざ一つの国に絞って投資するよりも、色々な国に分散投資することをオススメします。

また、日本円を現金としてもっている場合、急激な円安が起こってしまうと輸入品が値上がりし、お金の価値が低くなってしまいます。

海外株式を持っていれば、円安になっても海外株式の価値が相対的に上がるので、現金と海外株式をもっていれば為替がどちらに動いても大きく損をすることが少なくなります。

円高:現金の価値が上がる↑、海外株式の価値が下がる↓

円安:現金の価値が下がる↓、海外株式の価値が上がる↑

②投資成績が良い

また、過去のデータ上では、日本株より海外株式が良いパフォーマンスを残しています。

分かりやすいよう、日本株に連動する「iShares MSCI Japan ETF(EWJ)」、全世界株式市場に連動する「Vanguard Total Intl Stock Index Inv(VGTSX)」、米国株に連動する「Vanguard 500 Index Investor」を比較してみました。

Portfolio Visualizer

黄色チャート:米国株「Vanguard 500 Index Investor」
青色チャート:全世界株「Vanguard Total Intl Stock Index Inv(VGTSX)」
赤色チャート:日本株「iShares MSCI Japan ETF(EWJ)」

世界株は日本株の約2倍、米国株は日本株の約3倍の成績となっており、1997~2018年の期間において海外株式が圧倒的なパフォーマンスを残していることが分かると思います。
最終的に2倍、3倍の差が開いているので、海外株式も積極的に含めることをオススメします。

債券の組み入れ

株式のみのポートフォリオだと値動きが大きいため、株式と逆の動きをしやすい債券をポートフォリオに組み入れることによってリスク(変動)を抑えることができます。

もちろんのこと、リスクを抑えるとリターンも同じように減ってしまいます。

リターンを高くしたいなら株式比率を高めて債券比率を低くする、リスクを抑えたいなら債権比率を高めて株式比率を低くするといように、自分に合ったバランスを考えることが重要です。

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上記のポートフォリオの株式、債券の比率は以下のようにしています。

青色チャート:株式100%
赤色チャート:株式60%、債券40%
黄色チャート:株式40%、債券60%

チャートをみて分かるよう、株式100%のリターンが一番高くなっていますが変動が大きいことが分かります。

そこに債券を加えると変動はなだらかになり、リスクは低くなりますが同時にリターンも低くなるということになります。

一般的に年齢が若いほど株式比率を多くするということが言われており、人的資本の価値が大きく継続的な収入がある場合は、債券比率は低くて良いと思います。

資産配分の決め方

最後に、株式と債券の割合をどう決めるかというところです。
こちらについては、FPの岩崎淳子さんが、「100-年齢」や「110-年齢」を株式の割合とする方法を紹介していました。

もしも「110-年齢」で考えるなら、30歳⇒株式80%、債券20%、50歳⇒株式60%、債券40%といった感じで資産配分の簡単な目安にすることができます。

もちろん個人差はありますので、若くても収入がなければリスクは取れませんし、高齢であっても継続的な収入などがあればリスクを取れるでしょう。

あくまでも目安として、自分の状況に合わせてカスタマイズしましょう。
(私は変動を気にしないので100%株式で投資をしています)

まとめ

投資にあてる予算の決め方については、以下のポイントが重要になることを紹介しました。

予算決定のポイント

〇人的資本があるなら投資金額を多めにとれる
〇 生活に支障の出ない金額を投資にあてる
〇 自分が許容できるリスクを考えて投資金額を決める

特に、生活に支障の出ない余剰資金で行うというのは気を付けてください。

また、資産配分については、以下のポイントに気を付けると堅実な資産運用ができるかと思います。

資産配分のポイント

〇海外株式も含めて広く分散投資をする
〇リスクを減らしたければ債権を含める
〇株式と債券でリスク・リターンのバランスを決める



●参考文献

岩崎淳子(2018)『お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計』ダイヤモンド社

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