みなさんは甘いものはお好きでしょうか。
私は甘いものに目がなくて、コンビニスイーツなんかもついつい買ってしまいます!
毎日、自制心と戦っているのですが、なかなか勝てないんですよねー。
さて、上の文章でどんな印象を持たれたでしょうか?
印象もなにもないよという声もありそうですが、甘いものを食べるものが好きな人は感じがよさそうとの評価を受けやすいかも、という情報があったので紹介しておきます。
※ちなみに、私が甘いものが好きなのは本当の話です
甘いものが好きな人の印象
ある研究では、90人の学生に知らない人の写真に好きな食べ物の説明文をつけたものをみせて、感じの良さ、外向性、神経質さの3つの項目を評価してもらったそうです。
社会心理学教授のタルマ・ローベルによると、その実験では、「甘いものが好きな人物は、他の味の食べ物が好きな人物より、感じが良いと評価された」とのこと。
外向性、神経質さには特に影響がなかったようなので、感じの良さだけが向上したということになります。
仲良くなり始めの段階では、信頼してもらえるような印象を与える必要があります。
甘いものを一緒に食べて、感じの良い人と認識されるようにすると良いかも知れません。
休憩がてらに甘いものを食べたりするのも良さそうですね。
甘いものを食べた人の行動
先ほどは、甘いものを食べている人を見た時の話ですが、実際に甘いものを食べると行動にも影響を及ぼすようです。
ある実験では、ミルクチョコレート試食したグループ、甘みのないクラッカーを試食したグループ、試食なしのグループに分けて、無関係の質問に答えさせた後、報酬は出ないが別の実験にも協力してほしいと依頼をしました。
それぞれのグループに割いてもらえる時間を0分~30分の間で答えてもらった結果、ミルクチョコレートを試食したグループは他のグループよりも「多くの時間を割いてももいい」と答えたとのこと。
この結果から考えると、甘いものを食べると親切になったり、協力的な行動をとりやすくなることが期待できます。
協力的になってくれるなら、ビジネスなんかでも応用できそうですね。
言われてみれば、よくお菓子をくれる人の頼みは、なんとなく断わりにくいです。
まとめ
甘いものを好きな人は、感じが良いと評価されやすいので、印象を良くしたいのなら甘いもの好きをアピールするか、一緒に甘いものを食べるといったことをすると良いのではないでしょうか。甘いもの好きには、朗報ですね。
とはいっても、食べ過ぎは健康上よくないので、ほどほどにしてください。
また、甘いものを食べた人は、親切・協力的になるといった可能性があります。
なにかお願い事をするときには、甘いものを食べてもらった後にすると良いかもしれません。
ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。
●参考文献
タルマローベル(2015)『赤を身につけるとなぜもてるのか?』文藝春秋
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