【バブル崩壊はいつ起こる?】バブルの原因と崩壊ステージからの予測

みなさんは、バブルを経験したことがあるでしょうか。

直近でいうと、仮想通貨バブルが起こったことは記憶に新しいと思います。

ただ、バブルは後になってバブルだったと分かるもののバブルが起こっている最中にそれを見抜くのは容易なことではありません。

出来る対策としては

  • バブルが起こる条件
  • バブルのステージ

を定期的にチェックすることで、バブルかどうかに気づくヒントになる可能性があるので、その情報を共有しておきたいと思います。

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天才科学者アイザック・ニュートンでさえも、バブル崩壊によって大きな損失を出したといわれているよ!

バブルが起こる原因

まずは、バブルについて知るために起こる条件を知っておく必要があります。

こちらの条件については、行動経済学者のリチャード・L・ピーターソン さんが紹介しており、以下の条件でバブルがあおられるとのことです。

投機バブルをあおる条件

条件 特徴
ファンダメンタルズ的なきっかけ 技術の飛躍的な進歩、政府の新しい方針、欠乏、マクロ経済の衝撃(例えば金利政策)、信用枠の有無、供給の変化(欠乏など)
逸話 どれくらいの規模で、鮮明で、感動的か。それで大金を得た人の魅力的なエピソードがあるか
投資家心理 価格が上昇を続け、それを逸話が正当化しているように見えると、楽観主義が高まって確信に変わっていく(今回は違う)
メディア メディアはファンダメンタルズ的なきっかけについて報道する。報道の展開が投資家の心をとらえ、切迫感をあおる
参加者 素人が市場に参入する。新しい参加者は、資産評価や自制心に関する知識に乏しい
増幅 ニュースとソーシャルメディアが投資に関するうわさとテクニックと助言を拡散する
トレードコストが安くなり、レバレッジも使いやすくなる

出典:リチャード・L・ピーターソン (2017)『市場心理とトレード ──ビッグデータによるセンチメント分析』パンローリング株式会社  p.303

投機バブルをあおる条件を満たしている時にバブルが起こるのなら、仮想通貨バブルでも同様の条件を満たしていた可能性があります。

本当に条件を満たしていたのかひとつずつ確認していきましょう。

①ファンダメンタルズ的なきっかけ

ブロックチェーンという技術革新により、ビットコインなどの仮想通貨が世界中で普及していくという期待があった。また、ビットコインは総数量があらかじめ決まっており、供給量がどんどん少なっていくという性質上、早く手に入れておけば大きな価値を持つだろうという考えのもと投機の対象にもなった。

②逸話

世界中で共通の通貨として使われる可能性があり、既存のお金にとって代わる可能性があると考えられた。(世界を変える可能性がある)また、普通の会社員が仮想通貨を買って億単位のお金を手に入れたなど、同じような普通の会社員にとっては夢のあるエピソードがあった。

③投資家心理

仮想通貨は世界を変える可能性があって将来的に供給量が減るのだから、価格は上がり続けるしかないと考えられていた。また、仮想通貨は新しい技術で基準となる価格は誰にも分からない、これから世界中で仮想通貨を買う人が出てくるだろうから、今が割高なわけではないという楽観的な見方も強くなっていた。

④メディア

仮想通貨の今後の可能性や仮想通貨で大儲けした人たちのことを繰り返し報道していた。これが、早く仮想通貨を買わないと自分だけ乗り遅れるかもしれないという不安をあおった。

⑤参加者

メディアの報道などをきっかけに、普段は投資をしないであろう人たちが仮想通貨の買いに走った。(20代~30代の若い世代の参加)また、仮想通貨のことを理解していない人も、とりあえず仮想通貨を買って持っておけば値上がりすると考えていた。

⑥増幅

仮想通貨ブームに乗って仮想通貨を取扱う企業が増えたことで、手数料も安くレバレッジ取引も簡単にできるようになった。

ツイッターなどのSNSで投資助言をするグループが乱立し、これから有望な草コインなどの仕手情報を流すようになっていた。

バブル崩壊はいつ起こる?

仮想通貨のバブルを参考に確認していきましたが、おおむね条件に該当していたので、ある程度の信頼性はありそうですね。

次に、バブルの条件がどのような状態になるのか確認すると、バブル崩壊が起きそうなのかどうかを判断するヒントになると思います。

以下がバブルのステージ別のチェックリストになります。

ステージ3に当てはまってくるとバブル崩壊の危険性が高い状態となります。

ステージ1

①価格:安定して上昇をする

②投資家心理:楽観している

③メディア:専門的なメディアは楽観

④素人の参加:なし

ステージ2

①価格:加速度的に上昇

②投資家心理:熱狂している

③メディア:一般メディアが一攫千金を紹介

④素人の参加:増える

ステージ3

①価格:1日の変動が大きくなる

②投資家心理:不都合な情報は無視をする

③メディア:一般メディアが熱心に紹介、専門メディアは関心を失う

④素人の参加:急激に増える

ステージ4

①価格:過去1ヵ月の安値をつける

②投資家心理:パニック状態になる

③メディア:一般メディアは反転を予想する

④素人の参加:横ばいになる

まとめ

バブルになる原因とバブル崩壊までの段階についてご紹介しました。

過去の歴史から学べていないことが、バブルが何度も起こっては崩壊している原因なのかもしれませんね。

人間は楽観的に考えてしまう傾向があるので、バブルになっている最中では、それに気づくのは非常に困難です。(後で振り返るとどう考えてもバブルだと分かるものですが)

そのため、今回紹介したようなチェックリストを年に一回は確認するなど、ルールを設けておくことでバブル崩壊に気が付くためのヒントになるかと思います。

ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。



●参考文献

リチャード・L・ピーターソン (2017)『市場心理とトレード ──ビッグデータによるセンチメント分析』パンローリング株式会社

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