高ボラティリティ銘柄は損をしやすい!【高リスク=高リターンは嘘!?】

リスクが高いものは、それに見合うだけのリターンがないとわりに合いませんよね。

リスクが高いのに低リターンなものを欲しがるという人はいないと思います。

ただ、株の個別銘柄に限定すると、なぜか高リスクなのに低リターンという現象が起こっているので、そちらについて紹介します。

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高ボラティリティ銘柄はリターンが低いので気を付ける必要があるよ!

ボラティリティとは?

まず、ボラティリティという言葉になじみが無い人のために説明をしておくと、ボラティリティとは価格変動がどれだけあるのかを表す指標です。

値動きのばらつきの大きさを数値ではかることができ、

  • 値動きが激しい⇒ボラティリティが高い
  • 値動きが緩やか⇒ボラティリティが低い

と表現をします。

高ボラティリティ銘柄は損をしやすい

金融の世界では、

  • 高リスク=高リターン
  • 低リスク=低リターン

というのは常識です。

100万円を投資する場合、100万円~110万円の幅で変動して平均的に105万円になるのと、50万円~160万円の幅で変動して平均的に105万円になるのとでは、リスクが低い前者の方が良いということですね。

ただし、個別株に限って言えば正しくありません。

「高リスク≒値動きの激しい銘柄」と定義した場合、ボラティリティの高い(値動きの激しい)銘柄のリターンが低くなりやすいことが分かっています。

出典:『株マップ』

上記のグラフは2004年~2019年までの高ボラティリティ銘柄と日経平均を比較していますが、高ボラティリティ銘柄のパフォーマンス異常と言っていいほど低いです。

また、年数を直近の3年、5年、10年と変えてみても、同様の結果でした。

これは、宝くじのように当たれば大きいという理由で、値動きの激しい銘柄を好む人が一定数いて、株価が割高になりやすいことが原因と考えられています。

・値動が大きい銘柄は損をしやすい
 ⇒高リスク、低リターン
・値動きが緩やかな銘柄は利益を出しやすい
 ⇒低リスク、中リターン

となるので、値動きが激しい銘柄をさけることが、堅実な投資につながる可能性があります。低リターンかつリスクの大きい銘柄を買う意味もないですしね。

高ベータ銘柄も損をしやすい

こちらも高ボラティリティーと類似していますが、高ベータ銘柄という、いわゆる景気敏感株をイメージすると分かりやすいと思います。 つまり、日経平均が1%と動くと平均で1.5%動くなど過剰な値動きをする銘柄のことですね。

ベータ値(市場反応度)が高い銘柄も、リターンが低くなりやすいことが分かっています。

出典:『株マップ』

高ベータ銘柄の成績も、日経平均を大幅に下回っていることが分かります。

こちらも、年数を直近の3年、5年、10年と変えも、全ての期間で日経平均を下回っていました。

高ベータ銘柄は上昇相場の時は市場を上回る傾向がありますが、それ以上に下落相場で大きく損をしやすいことも、覚えておくと良いかと思います。

まとめ

個別株投資においては、高リスク=高リターンの関係は成り立っておらず、

  • 高ボラティリティ銘柄
  • 高ベータ銘柄

など、値動きが激しい銘柄を買うと損をしやすいことを紹介しました。

これらの銘柄を避けるようにするだけでも、投資成績は向上すると思います。

特に、「成長株+小型株+高ボラティリティ+逆張り」を全て満たすような投資手法を使うと、大きく損をしやすいので十分気を付けてください。

小資金だからどうしても値動きの幅が欲しいということであれば、信用取引を少しだけ使って低ベータ銘柄の投資額を増やす方が結果的には良いかもしれません。

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